Claude マネーフォワード 連携|MCP接続と会計操作の手順

Claude マネーフォワード 連携|MCP接続と会計操作の手順

Claudeからマネーフォワード クラウド会計の情報を確認したい、仕訳入力を効率化したい人に向けて、現在使える連携方法を整理します。公式コネクターが表示されない場合の代替手段や、認証前に確認すべき権限、実務で安全に使うための線引きまで、画面操作に沿って紹介します。

結論

マネーフォワード クラウド会計はClaudeの公式コネクターから接続でき、表示されない場合は公式MCPサーバーのURLをカスタムコネクターに登録できます。認証後は会計情報を自然文で確認でき、仕訳登録などは内容を確認してから実行できるとわかる。

目次 (8)

Claudeとマネーフォワード連携の仕組み

「Claude マネーフォワード 連携」でいう接続は、Claudeのチャットにパスワードを入力する方法ではありません。マネーフォワード クラウド会計が公開するリモートMCPサーバーを、Claudeのコネクターとして追加します。公式ページではClaude Desktopなどに対応し、接続設定だけで利用できると案内されています。本記事ではClaudeのWeb版とDesktopの流れを扱います。

出典URL: https://developers.biz.moneyforward.com/mcp/

接続方法は次の2つです。

方法 向いているケース URL入力
公式コネクター Claudeの一覧に「マネーフォワード クラウド会計」が表示される 不要
カスタムコネクター 公式コネクターを使えない、または別の対応サービスへ接続する 必要

なお、対象は法人・個人事業主向けの「マネーフォワード クラウド会計」です。家計簿サービスの「マネーフォワード ME」とは別なので、サービス名を最初に確認してください。

連携前に確認する利用条件と権限

公式手順では、Claude側とマネーフォワード側の両方に事前条件があります。設定画面を開く前に、次の項目を確認しておくと認証途中で止まりにくくなります。

  1. Claude Desktopをインストールするか、WebブラウザでClaudeにログインできる状態にする。
  2. ClaudeのFree、Pro、Max、Team、Enterpriseのいずれかでサインインする。
  3. マネーフォワード クラウドのアプリポータルを利用開始し、接続ユーザーに必要な権限を付与する。
  4. TeamまたはEnterpriseでは、OwnerまたはPrimary Ownerがコネクターを組織へ追加できるか確認する。

公式コネクターは、Free・Pro・Maxならユーザーが一覧から接続できます。Team・Enterpriseでは管理者が Organization settings > Connectors から組織へ追加した後、各メンバーが認証します。カスタムコネクターは全プランで使えますが、Freeは1件までで、ドメインやロール設定による制限もあります。

公式コネクターで接続する手順

マネーフォワード クラウド会計はClaudeのコネクターディレクトリに公式コネクターとして公開されています。表示される場合は、URLを手入力するカスタム方式よりこちらを使います。Team・Enterpriseでは、先にOwnerが組織へ追加します。

  1. Claude DesktopまたはClaudeのWeb版を起動し、接続したいアカウントでサインインする。
  2. Customize > Connectors を開く。Claude Desktopでは Settings > Connectors と表示される場合がある。
  3. + からコネクターディレクトリを開き、「マネーフォワード クラウド会計」を検索する。
  4. 対象コネクターの Connect または Install をクリックする。
  5. 認証画面でマネーフォワード クラウドへログインし、表示された権限とスコープを確認して連携を承認する。
  6. チャット画面左下の + から Connectors を開き、追加したコネクターを有効にする。
  7. 有効化した会話で「マネーフォワード クラウド会計の事業者情報を取得してください」と依頼し、事業者情報が返ることを確認する。

公式コネクターが表示されない場合のカスタム接続

公式コネクターが一覧にない場合は、カスタムコネクターとしてリモートMCPサーバーを登録します。公式とカスタムを同じサーバーへ二重登録すると意図しない動作につながるため、併用は避けてください。

公式チュートリアル記載の接続先URL例は https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3 です。URLは更新されるため、登録前に公式ページで最新値を確認します。

  1. Claude DesktopまたはClaudeのWeb版を起動し、Claudeアカウントでサインインする。
  2. Claude Desktopでは Customize > Connectors または Settings > Connectors、Web版では Customize > Connectors を開く。
  3. + から Add custom connector を選択する。
  4. コネクター名に「マネーフォワード クラウド会計」と入力し、接続先URLを貼り付ける。
  5. OAuth Client IDClient Secret は入力せず、Advanced settings も変更しない。
  6. Add をクリックする。
  7. 表示された認証画面でマネーフォワード クラウドにログインし、必要な権限を確認して承認する。
  8. チャット画面左下の + から Connectors を開き、カスタムコネクターを有効にする。

カスタム接続でも専用のOAuthクライアントIDやシークレットは不要です。マネーフォワードのログイン情報やAPIキーをチャットへ貼り付けないでください。

連携後にできることと指示例

接続後は、コネクターを有効にした会話から自然文で会計情報を参照できます。マネーフォワード公式発表では、基盤機能として仕訳データの参照・登録や試算表の参照が案内されています。操作範囲は契約、ユーザー権限、許可したスコープで変わるため、まずは読み取りから始めます。

  • マネーフォワード クラウド会計の事業者情報を取得してください。
  • 2026年8月の試算表を参照し、前月との差が大きい科目を一覧にしてください。
  • 未仕訳の明細を参照し、仕訳候補を表にしてください。登録はまだしないでください。

対象期間、対象事業者、読み取りか登録かを指示に含めます。仕訳候補は証憑や取引の実態と照合し、税区分や勘定科目は経理担当者や税理士が確認してください。

出典URL: https://corp.moneyforward.com/news/release/service/20260326-mf-press-1/

接続できないときの確認ポイント

OAuth認証後もツールを利用できない場合や、組織設定で制限される場合があります。症状ごとに次を確認してください。

症状 確認すること
一覧に公式コネクターがない Team・EnterpriseならOwnerに組織への追加を依頼する。Free・Pro・Maxでは正しいアカウントでコネクターディレクトリを再検索する。
認証は終わったが事業者情報が返らない チャット側でコネクターを有効にし、マネーフォワードのアプリポータル、対象サービスの利用状態、ユーザー権限を確認する。
Desktopだけツールが使えない Web版で先に認証してから、Claude Desktopを再起動する。公式手順でもこの対処が案内されている。
公式とカスタムの両方を追加した 同じMCPサーバーの重複登録を避け、不要な方を切断してから再確認する。
「マネーフォワード」と検索しても目的のサービスが出ない 「マネーフォワード クラウド会計」と正式名称で検索する。「マネーフォワード ME」ではないかも確認する。

メニュー名や表示位置はClaudeのバージョンで変わることがあります。画面が公式チュートリアルと異なる場合は、Anthropicのコネクター案内とマネーフォワードの最新手順を優先してください。

会計データを安全に扱うための注意点

Claudeと会計サービスをつなぐと、「どのデータを読めるか」「登録操作まで許可するか」の管理が必要です。導入時は次の運用ルールを決めます。

  1. OAuthの認証画面で要求されるスコープを確認し、業務に不要な権限は許可しない。
  2. 最初は参照・集計を中心に使い、仕訳登録を有効にする場合も、対象期間と対象ユーザーを限定する。
  3. 登録や更新を頼むときは、実行前に借方・貸方・金額・税区分・摘要を再表示させ、人が確認する。
  4. パスワード、APIキー、認証トークン、不要な個人情報をチャットへ貼り付けない。
  5. 担当者変更や試用終了時は Customize > Connectors から接続を切断し、権限が残っていないか確認する。

「2026年8月、普通預金口座、未仕訳のみ」のように条件を絞り、一覧化、人の確認、登録の順で進めます。Claudeの提案は補助として扱い、申告や決算に使う前に専門家が確認してください。

まとめ

Claudeとマネーフォワード クラウド会計の連携は、現在はコネクターディレクトリから公式コネクターを追加する方法が基本です。公式コネクターが使えない場合だけ、公式ドキュメントに記載されたURLでカスタム接続を設定します。

接続後は事業者情報、試算表、仕訳データなどを自然文で確認できますが、表示される機能と登録権限は契約・組織設定・ユーザー権限に左右されます。認証範囲を確認し、読み取りから試して、仕訳は内容を確認してから登録する流れにすると、Claudeを会計業務の補助に安全に取り入れられます。

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