Claude を Slack で使う方法|コネクターと MCP 連携の設定手順

Claude を Slack で使う方法|コネクターと MCP 連携の設定手順

「チームの会話は Slack に集まっているのに、Claude に毎回コピペで状況を貼り付けている」——そんな手間を解消するのが Claude と Slack の連携です。連携すると、Slack 上で直接 Claude に話しかけたり、Claude が過去のチャンネルやスレッドを検索して回答の文脈に使えたりします。本記事では、公式の Slack コネクターと MCP(Model Context Protocol)という 2 つの方法について、対応プラン・設定手順・使い分けを実務目線で整理します。

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「チームの会話は Slack に集まっているのに、Claude に毎回コピペで状況を貼り付けている」——そんな手間を解消するのが Claude と Slack の連携です。連携すると、Slack 上で直接 Claude に話しかけたり、Claude が過去のチャンネルやスレッドを検索して回答の文脈に使えたりします。本記事では、公式の Slack コネクターと MCP(Model Context Protocol)という 2 つの方法について、対応プラン・設定手順・使い分けを実
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Claude と Slack の連携で何ができるのか

Anthropic は 2026 年 1 月に Claude と Slack の連携を正式発表しました。連携によって実現できることは、大きく次の 2 方向です。

  • Slack 内で Claude を使う: ダイレクトメッセージで相談したり、スレッド内で @Claude とメンションして回答を得たりできます。AI アシスタントパネル経由でのアクセスにも対応します。
  • Claude アプリから Slack を参照する: Claude.ai(Web 版)や Claude Desktop での会話中に、関連する Slack の議論・チャンネル・ファイルを検索し、回答の文脈として取り込めます。

たとえばミーティング準備では、関連する Slack 議論を確認し、必要な文書を集め、最新情報と重要決定をまとめたブリーフィングを作成する、といった一連の作業を 1 つの指示で任せられます。出典: Claude and Slack(Anthropic 公式)

連携方法は 2 種類:Slack コネクターと MCP

Claude と Slack をつなぐ方法は 2 つあり、対応プランと設定の手軽さが異なります。

項目 Slack コネクター MCP 経由
対応プラン Pro / Max / Team / Enterprise 全プラン(Free / Pro でも可)
設定の手軽さ 数クリックで完了 Slack Bot アプリ作成が必要
主な利用環境 Web 版・Desktop 版 主に Claude Desktop
向いている用途 日常的な検索・会話 柔軟なワークフロー構築

コネクターは「公式の標準連携」、MCP は「自分で接続を組む拡張連携」と捉えると分かりやすいです。比較の詳細は Claude と Slack 連携の解説(Zenn) も参考になります。

Slack コネクターの対応プランと前提条件

公式の Slack コネクターは、プランによって利用開始時期が分かれています。

  • Claude Pro / Max: 2026 年 1 月 26 日より利用可能になりました。
  • Claude Team / Enterprise: Slack アプリをインストールし、管理者がコネクターを有効化すると利用できます。

いずれの場合も、ワークスペースの管理者が Slack Marketplace でアプリを承認していることが前提です。承認後、ユーザーは既存の Claude アカウントの認証情報でログインして接続します。出典: Use connectors to extend Claude's capabilities(Claude Help Center)

Slack コネクターの設定手順

管理者の承認が済んでいる前提で、ユーザー側の接続は次の流れで完了します。

  1. ワークスペース管理者が Slack Marketplace で「Claude」アプリを承認する。
  2. Claude.ai の設定画面を開き、「Connectors(コネクター)」タブに移動する。
  3. 一覧から Slack を選び、接続を許可する。
  4. Slack 側で @Claude をメンションし、「Connect Account」を選んで自分の Claude アカウントとひも付ける。

接続後は、Web 検索やドキュメント分析など Claude が既に持つ機能と組み合わせて使えます。つまり、これまで接続したドキュメントやメールなどの文脈も、Slack 上の会話からそのまま引き出せます。

MCP 経由で連携する手順(全プラン対応)

公式コネクターが使えないプランや、より柔軟に組みたい場合は MCP 経由が選択肢になります。Slack の Bot アプリを自分で作成してトークンを発行し、Claude Desktop に登録する方式です。

  1. Slack API の管理画面で Bot アプリを作成し、必要な権限を付与してトークンを取得する。
  2. 連携対象のワークスペースの Team ID を確認する。
  3. Claude Desktop の設定ファイル claude_desktop_config.json に、取得したトークンと Team ID を記入する。
  4. Claude Desktop を再起動して接続を反映させる。

MCP 経由ではチャンネルや DM の検索、メッセージ投稿、Canvas 作成などが可能で、GitHub や Google Drive など他の MCP ツールと組み合わせたワークフローも構築できます。設定例は ClaudeとSlack連携(Zenn) が詳しいです。

Claude Code × Slack:バグ報告から PR 作成まで自動化

開発チームでは、Claude Code と Slack を MCP でつなぐ使い方も注目されています。Slack チャンネルに投稿されたバグ報告を取得し、原因調査からコード修正、Pull Request の作成までを一気通貫で実行させる、といった運用です。チャットでの依頼が、そのまま開発タスクの起点になります。実例は Slack から Claude Code に直接コード修正を依頼してみた(Qiita)Claude Code × Slack連携(start-link) で紹介されています。

コネクターと MCP の使い分け

Team / Enterprise を契約している場合は、両方を併用するのが実用的です。Slack 上での簡単な質問や検索はコネクター経由で手軽に、開発フローへの組み込みや複数ツール連携は MCP 経由で、と役割を分けられます。Free / Pro プランで Slack 操作を試したい場合は、まず MCP から始めるのが現実的です。導入後の使い心地やビジネス活用事例は ClaudeがSlackで使えるように(チャエンのAI研究所) も参考になります。

セキュリティとプライバシーの扱い

連携にあたって気になるのが、社内の会話データの扱いです。公式情報によれば、Claude in Slack は個人の Claude アカウントと同じセキュリティ基準とプライバシー設定を維持し、ユーザーがアクセスできるチャンネルのみを検索対象とします。権限の境界を越えて全チャンネルに勝手にアクセスすることはありません。導入前には、自社のワークスペースのデータ取り扱いポリシーと合わせて、管理者が承認範囲を確認しておくと安心です。出典: Claude and Slack(Anthropic 公式)

まとめ

Claude と Slack の連携は、「Slack 内で Claude に話しかける」「Claude から Slack を検索・参照する」の両方向を実現します。手軽さ重視なら Pro / Max / Team / Enterprise で使えるコネクター、柔軟さ重視なら全プラン対応の MCP、という選び方が基本です。開発現場では Claude Code × Slack でバグ報告から PR まで自動化する応用も広がっています。まずは自分のプランで使える方法から、チームの情報が集まる Slack を Claude の作業基盤に変えてみてください。

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