Anthropic 速報|全SDK system.message ストリーミング対応

Anthropic 速報|全SDK system.message ストリーミング対応

2026年6月25日の Anthropic 公式情報を Clauder Navi 編集部がニュース番組スタイルでお届けします。本日の目玉は、Python・TypeScript をはじめとする全 7 言語の SDK が同時更新され、system.message のストリーミング受信に対応したことです。あわせて Claude Code と CLI のリリースもあり、SDK 利用者が押さえておきたい後方互換の変更点も整理します。

結論

2026 年 6 月 24 日、Anthropic は Python・TypeScript・Java・Go・Ruby・PHP・C# の全 7 言語 SDK を同時にリリースしました。共通の新機能は system.message ストリーミングイベントのサポートと、API リクエストヘッダーへの User Profile ID 送信対応です。ストリーミング受信ロジックを自前で実装しているサービスにとって、リアルタイムにシステムメッセージを扱える道が開けました。

今回の変更は原則として後方互換であり、既存コードがそのまま壊れる心配はありません。ただし SDK のバージョンを固定して運用しているチームは、アップデート前に動作確認を行うことが推奨されます。Python SDK では memory tool のディレクトリ作成時のパーミッション不具合も修正されています。

SDK 群と並んで、Claude Code v2.1.190 と anthropic-cli v1.12.2 もリリースされました。いずれもバグ修正と内部安定化が中心で、日常利用でのリグレッションリスクは低い内容です。本日は派手な新製品ではなく、開発基盤を着実に固めるアップデートが揃った一日となりました。

目次 (5)

【1】全 7 言語 SDK が同時更新 — system.message ストリーミングに対応

2026 年 6 月 24 日 18:45〜18:48(UTC)にかけて、Anthropic の公式 SDK が Python・TypeScript・Java・Go・Ruby・PHP・C# の全 7 言語で同時リリースされました。

共通の新機能は 2 点です。1 つ目は system.message ストリーミングイベントのサポート追加で、これによりシステムプロンプト由来のメッセージをリアルタイムに受信できるようになりました。2 つ目は API リクエストヘッダーへの User Profile ID 送信対応です。あわせて、新しい応答拒否カテゴリも全 SDK に追加されています。Python SDK(https://github.com/anthropics/anthropic-sdk-python/releases/tag/v0.112.0)では、memory tool がディレクトリを作成する際のパーミッション不具合の修正も含まれます。

各言語のバージョンは、TypeScript が sdk-v0.106.0(https://github.com/anthropics/anthropic-sdk-typescript/releases/tag/sdk-v0.106.0)、Java が v2.44.0、Go が v1.52.0、Ruby が v1.50.0、PHP が v0.31.0(Bedrock / Vertex 関連の修正を含む)、C# が Anthropic v12.31.0 です。

エンジニア読者への影響: ★★★ ストリーミング受信ロジックを自前実装しているサービスは、system.message イベントの受信コードを追加することでシステムメッセージをリアルタイムに扱えるようになります。変更は後方互換のため既存コードへの影響は原則ありませんが、バージョン固定運用の場合は更新前の動作確認をおすすめします。

【2】Claude Code v2.1.190 リリース — バグ修正と信頼性向上

Claude Code の v2.1.190 が 2026 年 6 月 24 日 15:53(UTC)に公開されました(https://github.com/anthropics/claude-code/releases/tag/v2.1.190)。

公式の変更内容は「バグ修正と信頼性の向上」と記載されています。前回の v2.1.186(6 月 22 日公開)以降、v2.1.187〜v2.1.189 を経ての最新版にあたり、コミット差分から内部の安定化修正が中心と判断できます。詳細な変更ログは公開されていませんが、新機能の追加は確認されていません。

エンジニア読者への影響: ★★ 日常利用でのリグレッションリスクは低く、常に最新版へ追随している利用者への影響はほぼありません。特定バージョンを固定している場合は、パッチ相当の更新として採用を検討するとよいでしょう。

【3】anthropic-cli v1.12.2 リリース — User Profile ID ヘッダー対応

コマンドラインツール anthropic-cli の v1.12.2 が 2026 年 6 月 24 日 18:46(UTC)に公開されました(https://github.com/anthropics/anthropic-cli/releases/tag/v1.12.2)。

主な変更は、API リクエストヘッダーへの User Profile ID 送信サポートの追加と、コード生成関連の内部更新です。ドキュメントとしてモデルリリース用のチェックリストも追加されましたが、ユーザー向けの目立った新機能はなく、内部処理の整備が中心となっています。

エンジニア読者への影響: ★ CLI を直接 API 呼び出しに利用しているケースでも、ヘッダーの変更を特別に意識する必要は基本的にありません。SDK 群と同じ User Profile ID 対応の流れに沿った更新と捉えておけば十分です。

次に押さえるべき動き

本日のアップデートは、新製品の発表ではなく開発基盤を横断的に整える内容でした。全 7 言語 SDK で system.message ストリーミングと User Profile ID ヘッダーが揃ったことは、今後 Anthropic がユーザー単位の文脈管理やリアルタイムなシステムメッセージ制御を前提にした機能を展開していく布石と読み取れます。Claude Code と CLI も着実な安定化フェーズに入っており、当面は派手な変更より信頼性の積み上げが続く見通しです。Clauder Navi では引き続き各 SDK とツールのアップデートを追ってまいります。

出典

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