claude コマンド一覧|/helpから始める用途別の使い分け
Claude Codeを触り始めると、ターミナルで入力する claude と、起動後に入力する /help や /compact が同じ「コマンド」と呼ばれるため混乱しがちです。どれを覚えれば会話の再開や確認、定型処理までスムーズになるのか悩む人に向け、基本の一覧を役割別に整理します。
claude は起動と再開、/ で始まる入力はセッション操作、-- は起動時の設定という3層で整理できます。/helpとclaude --helpを入口に、目的別の代表例と安全な確認手順を把握すれば、必要なコマンドを迷わず使うことができる。
目次 (7)
Claude Codeの「コマンド」は3種類に分けて考える
「claude コマンド一覧」で探している情報には、実際には3種類の入力が含まれます。ターミナルから起動するCLIコマンド、起動後の画面を操作するスラッシュコマンド、起動方法を指定するオプションです。区別できれば、claude --helpと/helpの使い分けで迷いません。
| 種類 | 入力例 | 主な役割 |
|---|---|---|
| CLIコマンド | claude、claude -p "質問" |
セッションの起動、再開、非対話実行 |
| スラッシュコマンド | /help、/compact |
実行中セッションの操作や状態確認 |
| CLIオプション | --model、--output-format |
モデル、出力形式、権限などの起動設定 |
公式のClaude Code「コマンド」リファレンスでは、利用可能なコマンドをセッション内の / から検索できます。コマンド名は通常メッセージの先頭で認識され、/ の後に文字を入力すると候補を絞り込めます。
スラッシュコマンド一覧|会話中に使う基本操作
スラッシュコマンドは、Claude Codeを起動した後の入力欄で使います。まず空の状態で / を入力すると、その環境で利用できる候補が表示されます。次の表は日常的に使いやすい代表例です。プラン、OS、バージョン、接続中の拡張機能によって表示される項目は変わります。
| コマンド | できること | 使う場面 |
|---|---|---|
/help |
ヘルプと利用可能なコマンドを表示 | 何が使えるか調べる |
/init |
プロジェクト用の CLAUDE.md を作成 |
最初のセッション |
/clear |
現在の会話履歴を消去 | 別の作業を始める |
/compact [指示] |
会話を要約して文脈を圧縮 | 会話が長くなったとき |
/context |
文脈の使用状況を表示 | 容量の確認 |
/status /cost /usage |
状態、費用、利用枠を確認 | 現在の設定や上限を確認 |
/model [名前] |
使用モデルを切り替え | 速度や性能を変更 |
/plan |
変更前に読み取り中心の計画モードへ切り替え | 大きな修正の前 |
/diff |
変更内容の差分を表示 | 編集結果を確認 |
/resume |
過去のセッションを選んで再開 | 中断した作業に戻る |
/memory /mcp /permissions |
記憶、外部接続、許可ルールを管理 | 設定を見直す |
/doctor |
インストールや設定を診断 | 動作しないとき |
/exit |
現在のセッションを終了 | 作業を終える |
たとえば、作業開始時は /init、大きな変更の前は /plan、変更後は /diff という流れが基本です。/clear は会話を新しくしますが、プロジェクトのメモリまで一括削除するコマンドではありません。履歴を残して後から戻りたい場合は /resume を使います。
ターミナルで使うclaudeコマンド一覧
ターミナルで入力するコマンドは、セッションの開始や再開、インストール状態の確認に使います。詳しい構文はClaude Code CLIリファレンスを確認してください。
| コマンド | 役割 | 使用例 |
|---|---|---|
claude |
対話セッションを開始 | claude |
claude "質問" |
最初の指示を付けて開始 | claude "このプロジェクトを説明して" |
claude -p "質問" |
対話画面を開かず結果を出力 | claude -p "この関数を説明して" |
| `cat file | claude -p "質問"` | 標準入力の内容を渡す |
claude -c |
現在のフォルダーの直近の会話を続行 | claude -c |
claude -r "名前" "指示" |
IDや名前で会話を再開して指示する | claude -r "login-fix" "続きを確認して" |
claude update |
Claude Codeを更新 | claude update |
claude auth login/logout/status |
ログイン、ログアウト、認証状態の確認 | claude auth status --text |
claude doctor |
セッションを開かず設定やインストールを診断 | claude doctor |
迷ったら claude --help と claude -v で構文とバージョンを確認します。初めての操作は通常の claude、定型処理は claude -p と使い分けると安全です。
CLIオプション一覧|自動処理で覚えたいフラグ
CLIオプションは、claude の非対話処理、出力形式、モデル、権限などを指定するフラグです。
| オプション | 用途 | 使用例 |
|---|---|---|
-p / --print |
対話画面なしで応答を出力 | claude -p "テスト結果を要約して" |
--output-format |
text、json、stream-jsonを指定 |
--output-format json |
--model |
モデル名や別名を指定 | --model sonnet |
--permission-mode |
権限モードを指定 | --permission-mode plan |
--max-turns / --max-budget-usd |
ターン数や上限金額を制限 | --max-turns 3 |
--mcp-config |
MCP設定ファイルを読み込む | --mcp-config ./mcp.json |
たとえば、ログをJSONとして後続処理へ渡すなら次のように書けます。
cat error.log | claude -p "原因と対策を整理して" --output-format json
ファイルや外部サービスを扱う処理では、--permission-mode plan など確認を挟む設定から始め、許可範囲を必要最小限に保ちます。
目的別に使い分ける手順
一覧を毎回見直さなくても済む基本の流れは次のとおりです。
- 環境を確認する。
claude -vを実行し、起動できない場合はclaude doctorを使います。 - プロジェクトを初期化する。 最初のセッションで
/initを実行し、必要なら/memoryでルールを整えます。 - 変更前に計画を確認する。 複数ファイルを変更する場合は
/planを使います。 - 会話を管理する。
/contextと/compactで容量を調整し、別の作業は/clearで分けます。 - 結果と次回の作業を整理する。
/diffで変更を確認し、続きはclaude -r "名前"や/resumeで再開します。自動化だけ-pを使います。
この流れなら、起動用のCLIとセッション内の操作を取り違えにくくなります。コマンドを暗記するより、目的が「起動」「確認」「会話整理」「自動処理」のどれかを先に決めるのがポイントです。
コマンドが見つからない・動かないときの確認ポイント
- 入力する場所と位置を確認する。
claudeはシェル、/helpはセッション内の先頭で入力します。単独で/を入力すると候補が表示されます。 - バージョンを確認する。 公式リファレンスに載っていても、古いバージョンでは未対応の場合があります。
claude update後にclaude -vを再確認してください。 - 表示条件と安全性を確認する。 一部のコマンドはOSやプランで異なります。自分の環境の
/helpとclaude --helpを優先し、権限や外部接続を伴う処理は内容を理解してから実行します。
公式ドキュメント・出典
コマンド名と構文は、2026年9月10日に確認した次の公式ページを基に整理しました。最新情報は実行環境のヘルプも確認してください。
- Claude Code コマンド一覧:https://code.claude.com/docs/ja/commands
- Claude Code CLI リファレンス:https://code.claude.com/docs/ja/cli-reference
- Anthropicヘルプセンター「Claude Codeチートシート」:https://support.claude.com/ja/articles/14553413-claude-code%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88