Claude Code を yum/dnf で入れる|公式RPMリポジトリ設定

Claude Code を yum/dnf で入れる|公式RPMリポジトリ設定

RHEL や CentOS Stream、Rocky Linux、AlmaLinux、Fedora を使っていて「yum install claude-code と打てばいいはず」と試したのに、パッケージが見つからず止まっていませんか。実は Anthropic は署名済みの RPM リポジトリを公式提供しており、リポジトリ登録さえ済ませれば dnf(=yum)で一発導入できます。本記事では、なぜそのまま入らないのか、公式リポジトリの設定手順、確認・更新・アンインストールまでを公式ドキュメントベースで整理します。

結論

yum install claude-code がそのまま通らないのは、公式 RPM リポジトリの登録が前提だから。/etc/yum.repos.d/claude-code.repo を作成して署名鍵を設定すれば、RHEL・Fedora 系で sudo dnf install claude-code(RHEL 8 以降は yum も同義)で導入できるとわかる。

目次 (11)

なぜ「yum install claude code」でそのまま入らないのか

yum install claude-code を打ってもパッケージが見つからないのは、Claude Code が OS 標準リポジトリ(BaseOS/AppStream 等)には収録されていないためです。Anthropic は 独自の署名済みリポジトリを配布しており、そのリポジトリ情報をシステムに登録してからでないと dnf/yum の検索対象になりません。

もう 1 つの注意点はパッケージ名です。検索キーワードは「claude code」と分かち書きですが、実際のパッケージ名はハイフンでつないだ claude-code です。リポジトリ登録後は、この正確な名前で指定します。

公式ドキュメントでは、Debian/Ubuntu 向けの apt、Fedora/RHEL 向けの dnf、Alpine 向けの apk という 3 系統の署名済みリポジトリが案内されています(出典: Advanced setup - Claude Code Docs)。yum/dnf ユーザーが使うのはこのうち dnf(RPM)リポジトリです。

yum と dnf の関係 — RHEL 8 以降は同じもの

「うちは yum コマンドしかない」という場合でも心配は不要です。RHEL 8 / CentOS Stream 8 以降、Rocky Linux、AlmaLinux、そして Fedora では、yumdnf へのエイリアス(別名)として動作します。つまり yum install claude-codednf install claude-code は同じ処理を実行します。

一方、すでにサポートが終了した CentOS 7 系では旧来の yum(YUM v3)が動きますが、Claude Code の動作要件や新しい RPM メタデータとの相性を考えると、サポート中の RHEL 8/9 系や Fedora の利用を推奨します。以降の手順はコマンドを dnf で記載しますが、yum に読み替えても構いません。

公式 RPM リポジトリを登録して導入する手順

Anthropic 公式が案内する dnf(RPM)リポジトリの登録手順は次のとおりです。stable チャンネル(おおむね 1 週間遅れで、重大な不具合を含むリリースをスキップする安定版)を設定します。

  1. リポジトリ定義ファイルを作成する。以下を丸ごとターミナルに貼り付けて実行すると、/etc/yum.repos.d/claude-code.repo が生成されます。
sudo tee /etc/yum.repos.d/claude-code.repo <<'EOF'
[claude-code]
name=Claude Code
baseurl=https://downloads.claude.ai/claude-code/rpm/stable
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://downloads.claude.ai/keys/claude-code.asc
EOF
  1. パッケージをインストールする。
sudo dnf install claude-code
  1. 初回インストール時、dnf が署名鍵をダウンロードしフィンガープリントの確認を求めてきます。次の値と一致していることを確かめてから承認します。
31DD DE24 DDFA B679 F42D  7BD2 BAA9 29FF 1A7E CACE

常に最新版をすぐ受け取りたい場合は、baseurllatest チャンネルに変更します。

baseurl=https://downloads.claude.ai/claude-code/rpm/latest

(出典: Advanced setup - Claude Code Docs)

インストールを確認する

導入が終わったら、バージョン表示で動作を確認します。

claude --version

command not found などで失敗する場合は、シェルの PATH 反映のためにターミナルを開き直すか、次の診断コマンドで状態を確認します。

claude doctor

claude doctor は、直近の更新結果やインストール構成の問題点をまとめて表示してくれるため、トラブル時の一次切り分けに有効です。

更新は手動 — dnf(yum)で upgrade する

重要な注意点として、apt / dnf / apk などのパッケージマネージャ経由でインストールした Claude Code は、自動更新されません。ネイティブインストーラ版がバックグラウンドで自動更新されるのとは対照的に、RPM リポジトリ版は通常のシステム更新フローで更新します。

sudo dnf upgrade claude-code

なお公式ドキュメントには「新バージョンがパッケージマネージャに反映される前に更新通知が出ることがある」既知の挙動が明記されています。アップグレードに失敗したら、少し時間を置いてから再実行してください(出典: Advanced setup - Claude Code Docs)。

認証 — Pro/Max などのアカウントが必要

インストール後は、プロジェクトのディレクトリで claude を起動し、ブラウザの案内に沿ってログインします。Claude Code の利用には Pro・Max・Team・Enterprise・Console のいずれかのアカウントが必要で、無料の Claude.ai プランでは利用できません。Amazon Bedrock・Google Vertex AI・Microsoft Foundry といった外部 API プロバイダ経由での利用にも対応しています。

うまくいかないときの代替経路

社内ポリシーでリポジトリ追加が難しい、あるいは RPM 版で問題が出る場合は、次の 2 つの代替経路があります。

ネイティブインストーラ

Node.js に依存しない公式推奨のバイナリ配置方式で、唯一バックグラウンド自動更新に対応します。

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

npm グローバルインストール

すでに Node.js 環境がある場合はこちらも使えます。v2.1.198 時点で Node.js 22 以降が要件です(古いバージョンでも警告付きで導入自体は完了します)。

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

sudo npm install -g は権限・セキュリティ上の問題を招くため避けてください(出典: Advanced setup - Claude Code Docs)。

アンインストール手順

RPM リポジトリ版を削除するには、パッケージ本体とリポジトリ定義の両方を消します。

sudo dnf remove claude-code
sudo rm /etc/yum.repos.d/claude-code.repo

設定やセッション履歴まで完全に消したい場合は、~/.claude ディレクトリと ~/.claude.json を削除します。ただしこれらを消すと、許可ツール・MCP サーバー設定・履歴がすべて失われる点に注意してください。

まとめ

「yum install claude code」でつまずく原因は、公式 RPM リポジトリの登録が前提だからでした。/etc/yum.repos.d/claude-code.repo を作成して署名鍵を設定すれば、RHEL・CentOS Stream・Rocky・AlmaLinux・Fedora で sudo dnf install claude-code(RHEL 8 以降は yum も同義)によって導入できます。更新は手動で dnf upgrade、自動更新が必要ならネイティブインストーラ版という選び分けを押さえておけば、RHEL 系サーバーでも迷わず運用できます。

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