
Anthropic 速報|claude-opus-4-1 廃止と Python SDK 認証修正
2026年6月8日の Anthropic 公式情報を Clauder Navi 編集部がニュース番組 style でお届けします。本日のヘッドラインは以下の4本です。
- 【1】claude-opus-4-1-20250805 が非推奨化 — 2026-08-05 廃止、移行先は claude-opus-4-8
- 【2】anthropic-sdk-python v0.107.1 — Foundry API キー認証バグ修正
- 【3】anthropic-sdk-typescript v0.102.0 — Managed Agents 型定義更新とミドルウェア修正
- 【4】bedrock-sdk v0.30.1 / aws-sdk v0.4.1 — ミドルウェア実行順序の修正
目次 (7)
結論
今回最も対応が急がれるのは、claude-opus-4-1-20250805 の廃止アナウンスです。Anthropic の 60日前通知ポリシーに従い、2026-08-05 が廃止日として正式に通知されました。移行先として推奨される claude-opus-4-8 への切り替えに加え、claude-opus-4-7 以降では temperature / top_p / top_k パラメータが使用不可となっている点も見落とせません。
Python SDK については、Microsoft Azure AI Foundry 経由でモデルを利用している環境で API キー認証が正常に機能しないバグが v0.107.1 で修正されました。Foundry 連携を実装済みのプロジェクトは速やかなアップデートが推奨されます。純粋な Anthropic API 直接利用であれば影響はありません。
TypeScript SDK と Bedrock SDK については、ミドルウェアをリクエスト署名前に実行するよう動作順序が修正されました。Managed Agents の型定義も小規模更新されており、TypeScript プロジェクトでは型の整合性確認が推奨されます。
【1】claude-opus-4-1-20250805 が非推奨化、8月5日廃止
Anthropic は 2026-06-05 に claude-opus-4-1-20250805 の廃止予定を正式通知しました。廃止日は 2026-08-05 で、移行先として claude-opus-4-8 が推奨されています。( https://platform.claude.com/docs/en/about-claude/model-deprecations )
影響度は ★★★ です。本番環境で claude-opus-4-1 を利用している開発者は、2ヶ月以内に移行を完了する必要があります。また、claude-opus-4-7 以降のモデルでは temperature / top_p / top_k のデフォルト以外の値が 400 エラーを返すよう変更されています。既存コードにこれらのパラメータをハードコードしているケースは追加修正が必要となります。Anthropic の正規の廃止フローに沿った通知であり、プロダクション利用環境での早期確認をお勧めします。
【2】anthropic-sdk-python v0.107.1 リリース — Foundry 認証バグ修正
2026-06-07 17:18 UTC に anthropic-sdk-python の v0.107.1 がリリースされました。Microsoft Foundry 経由で Anthropic モデルを利用する際、認証に必要な x-api-key ヘッダーが送信されていなかったバグが修正されています。( https://github.com/anthropics/anthropic-sdk-python/releases/tag/v0.107.1 )
影響度は ★★ です。Azure AI Foundry などを通じて Claude を利用している環境で認証エラーが発生していた場合、このバグが原因と考えられます。Anthropic API を直接利用している環境には影響ありません。v0.107.0(2026-06-06 リリース)では Managed Agents の型更新も行われており、連続したアップデートの形となっています。Foundry 連携を実装済みのプロジェクトは、速やかに v0.107.1 への更新を検討してください。
【3】anthropic-sdk-typescript v0.102.0 — Managed Agents 型更新
2026-06-06 17:13 UTC に anthropic-sdk-typescript の v0.102.0 がリリースされました。Managed Agents の型定義が小規模更新され、ミドルウェアをリクエスト署名前に実行するよう内部動作が修正されています。( https://github.com/anthropics/anthropic-sdk-typescript/releases )
影響度は ★★ です。Managed Agents を TypeScript で実装しているプロジェクトでは、型の整合性確認が推奨されます。また、ミドルウェアで署名前処理を行っているカスタム実装では動作確認が必要です。同タイミングで bedrock-sdk v0.30.1 / aws-sdk v0.4.1 にも同様のミドルウェア修正が適用されており、Amazon Bedrock 経由で利用しているプロジェクトは bedrock-sdk の更新も併せて検討してください。
【4】bedrock-sdk v0.30.1 / aws-sdk v0.4.1 — ミドルウェア修正
anthropic-sdk-typescript と同日同時刻の 2026-06-06 17:13 UTC にリリースされました。ミドルウェアをリクエスト署名前に実行する内部動作の修正のみで、機能変更はありません。( https://github.com/anthropics/anthropic-sdk-typescript/releases )
影響度は ★ です。独自のミドルウェアを挟んでいない一般的な利用環境では影響はありません。AWS / Bedrock 経由で Claude を利用しており、かつカスタムミドルウェアを実装している環境は、動作確認のうえ更新を検討してください。
次に押さえるべき動き
直近で優先度が高いのは claude-opus-4-1 の移行対応です。廃止日は 2026-08-05 であり、すでに 60日を切っています。本番利用環境の洗い出しと claude-opus-4-8 への切り替えテストを早めに着手しておくことをお勧めします。SDK については Python / TypeScript とも活発にアップデートが続いており、Foundry 連携や Bedrock 経由の実装を持つプロジェクトは最新版への追従が安定運用につながります。Anthropic News と Engineering Blog は現時点で新着なし(各 6/3 付・4/23 付が最新)ですが、引き続き動向を注視してまいります。