Anthropic 速報|Claude Code 2.1.143 と Python SDK 破壊的変更

Anthropic 速報|Claude Code 2.1.143 と Python SDK 破壊的変更

2026年5月17日(JST)の Anthropic 公式情報を、Clauder Navi 編集部がニュース番組 style でお届けします。本日のヘッドラインは以下の3件です。

  • 【1】Claude Code v2.1.143 リリース — プラグイン依存関係の強制、投影コスト表示、worktree.bgIsolation: "none" 新設
  • 【2】Claude Agent SDK Python v0.2.82 リリース — MCP サーバー背景接続化と Task 系ツール切替を含む破壊的変更
  • 【3】Claude Agent SDK TypeScript v0.3.143 リリース — @anthropic-ai/sdk@modelcontextprotocol/sdk を peerDependencies 化
結論powered by Claude

結論

本日の主役は Claude Code v2.1.143Claude Agent SDK Python v0.2.82 の同日リリースで、プラグイン依存関係の強制と worktree.bgIsolation: "none" の新設に加え、Python SDK 側では MCP サーバーの背景接続化と TodoWrite から Task 系ツールへの切替という破壊的変更が同時に入りました。

特に Python SDK 側は 互換性の取り扱いに注意が必要 で、TodoWrite の戻り値や副作用に依存していたコードは TaskCreate / TaskUpdate / TaskGet / TaskList の Task 系ツールへ書き換えが必要になり、MCP サーバー側もセッション即起動と status: "pending" ハンドリングを前提に再点検が要ります。

TypeScript SDK v0.3.143 は yarn classic 環境でのみ要対応 で、@anthropic-ai/sdk@modelcontextprotocol/sdkpackage.json に明示追加してください。npm / bun / pnpm 利用者は影響なしですが、バージョン番号が v0.2.141 から v0.3.143 へ大きく跳ねた点は Python 版との同期に伴うジャンプとみられます。

目次 (5)

【1】Claude Code v2.1.143 — プラグイン依存関係の強制と worktree.bgIsolation: "none" 新設

Claude Code v2.1.143 がリリースされたことをお伝えします(一次情報: https://github.com/anthropics/claude-code/releases、2026-05-15 22:28 UTC)。

エンジニア読者への影響: ★★★

最大の変更は プラグイン依存関係の強制 です。claude plugin disable は、別の有効プラグインが対象プラグインに依存している場合は拒否され、無効化チェーンのヒントが表示されるようになりました。claude plugin enable 側では推移的な依存先が強制的に有効化されます。複数プラグインを組み合わせて運用しているチームの運用コスト削減に直結する仕様変更です。

加えて /plugin マーケットプレイス参照ペインで、ターン単位・呼び出し単位の 投影コスト(トークン推定)が表示 されるようになり、選定時の判断材料が増えました。新規設定の worktree.bgIsolation: "none" は、バックグラウンドセッションを EnterWorktree を介さず作業コピーへ直接編集する用途で待望の選択肢です。CI / 自動修正系のバックグラウンドエージェント運用で、worktree 切替のオーバーヘッドを回避できます。

その他、PowerShell ツールはデフォルトで -ExecutionPolicy Bypass を付与(オプトアウト環境変数: CLAUDE_CODE_POWERSHELL_RESPECT_EXECUTION_POLICY=1)、Bedrock / Vertex / Foundry ユーザー向けに Windows での PowerShell ツールがデフォルト有効化されています。claude agents--add-dir / --settings / --mcp-config / --plugin-dir / --permission-mode / --model / --effort / --dangerously-skip-permissions の各フラグを受け付けるよう拡張されました。

バグ修正側ではバックグラウンドセッションのアイドル復帰時のモデル / エフォートレベル保持、.credentials.jsonscopes 値が配列でない場合に CLI がハングする問題の修正、Windows Terminal / WSL での claude agents 右クリック貼り付け、Stop フック無限ループ抑制(8連続ブロックで終了)等が含まれます。


【2】Claude Agent SDK Python v0.2.82 — MCP 背景接続と Task 系ツール切替の破壊的変更

Claude Agent SDK Python v0.2.82 がリリースされたことをお伝えします(一次情報: https://github.com/anthropics/claude-agent-sdk-python/releases、2026-05-15 03:47 UTC)。本リリースには 2件の破壊的変更 が含まれます。

エンジニア読者への影響: ★★★

1件目の破壊的変更は MCP サーバーがデフォルトで背景接続に変更 された点です。セッションは即座に開始し、低速サーバーは準備完了まで status: "pending" で報告されます。MCP サーバー側の起動レイテンシに引きずられず、セッションの即時起動が可能になる一方、status: "pending" のハンドリング実装が必要になるケースがある点は要注意です。

2件目は ヘッドレスセッション / SDK セッションが TodoWrite の代わりに Task 系ツールを使用するよう変更 された点です。具体的には TaskCreate / TaskUpdate / TaskGet / TaskList の4ツールに切り替わります。TodoWrite の戻り値や副作用に依存していたコードは、移行作業が必要になります。

新機能としては、エフォート文字列レベル("low" / "medium" / "high" / "max" / "xhigh")を表す公開型 EffortLevel が追加され、エフォート指定の型安全な実装が可能になりました。バグ修正には stderr コールバック分離問題、eager-flush 完了コールバック内の CancelledErrorpermission_suggestions 型の精度向上が含まれます。mcp 依存は >=1.23.0 に引き上げられており、こちらはセキュリティ修正としてアナウンスされています。同梱の Claude CLI は v2.1.142 に更新されました。

インストールは pip install claude-agent-sdk==0.2.82 です。Python ベースの自動化基盤を運用しているチームは、早期検証を推奨します。


【3】Claude Agent SDK TypeScript v0.3.143 — peerDependencies 化と yarn classic 注意点

Claude Agent SDK TypeScript v0.3.143 がリリースされたことをお伝えします(一次情報: https://github.com/anthropics/claude-agent-sdk-typescript/releases、2026-05-15 22:28 UTC)。

エンジニア読者への影響: ★★

主な変更点は @anthropic-ai/sdk@modelcontextprotocol/sdkdependencies から peerDependencies に移動 した点です。ランタイム挙動に変更はなく、両 SDK はバンドル済みです。npm / bun / pnpm は自動でインストールしますが、yarn classic ユーザーは完全な TypeScript 型解決のため明示的な追加が必要 になります。型解決失敗を回避するため package.json@anthropic-ai/sdk@modelcontextprotocol/sdk を明示追加してください。

インストールコマンドは npm install @anthropic-ai/claude-agent-sdk@0.3.143 / yarn add @anthropic-ai/claude-agent-sdk@0.3.143 / pnpm add @anthropic-ai/claude-agent-sdk@0.3.143 / bun add @anthropic-ai/claude-agent-sdk@0.3.143 のいずれかです。Claude Code v2.1.143 との同期リリースで、バージョン番号体系の不連続(v0.2.141 → v0.3.143)は Python 版(v0.2.82)とのバージョン同期に伴うジャンプとみられます。


【次に押さえるべき動き】Python SDK の Task 系ツール移行と plugin 依存設計の見直し

編集部の見立てとしては、Python SDK の TodoWrite → Task 系ツール移行が直近最大の作業ポイントです。本番投入前にローカル / ステージング環境で Task 系ツール(TaskCreate / TaskUpdate / TaskGet / TaskList)の挙動確認と、MCP サーバーの status: "pending" ハンドリングを実装してください。Claude Code 側ではプラグイン依存関係が強制適用されるようになったため、複数プラグインを組み合わせている開発者は依存関係グラフを一度棚卸しし、無効化チェーンのヒント表示と整合する設計に揃えるのが安全です。TypeScript 側は yarn classic 利用者のみ package.json 修正で完了です。

【出典】本記事で取り扱った一次情報リンク

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