Claude WordPress 連携の方法|構築・投稿・編集を比較

Claude WordPress 連携の方法|構築・投稿・編集を比較

「claude wordpress」と調べている人の多くは、WordPress.comにClaudeをつなぎたいのか、自分のサイトをClaude Codeで作りたいのか、違いが分からず迷っています。この記事では、公式コネクター、構築用プラグイン、REST API連携を分け、用途別の選び方と安全な始め方を整理します。

結論

WordPress.comの既存サイトを会話で更新するなら公式コネクター、テーマやプラグインを作るならClaude CodeのWordPressプラグイン、自前サーバーを遠隔操作するならREST APIが適しています。3つの違いと認証の注意点がわかり、安全に使い分けできる。

目次 (9)

claude wordpressでできること

ClaudeとWordPressの組み合わせは、ひとつの専用機能を指す言葉ではありません。大きく分けると、すでに公開しているサイトの情報を読んだり記事を編集したりする使い方と、ローカル環境でテーマ・プラグイン・ブロックを作る使い方があります。

WordPress.comには公式コネクターがあり、Claudeから投稿、固定ページ、コメント、メディア、アクセス状況などを扱えます。書き込み操作は確認してから実行する仕組みです。一方、Claude Code向けの「Build with WordPress」プラグインは、新しいサイトの構築、テーマやカスタムブロックの作成、WooCommerceを含むサイト開発を支援します。

自分でサーバーを契約しているWordPressでは、REST APIとApplication Passwordを使う方法が基本です。WordPress.orgにはClaude対応をうたうプラグインも複数ありますが、提供元や権限の範囲は製品ごとに異なります。まずは「既存サイトを操作したい」のか「コードを作りたい」のかを決めると、設定を間違えません。

3つの連携方法を比較

方法 向いている人 主な操作 最初に必要なもの
WordPress.com公式コネクター WordPress.comでブログやサイトを運営している人 投稿・ページ・コメント・メディアの確認と編集 MCPアクセス、Claude、WordPress.comアカウント
Claude CodeのWordPressプラグイン テーマ、プラグイン、ブロックを開発したい人 ローカルサイトの構築、コード生成、検証 Claude Code、WordPress Studio
REST API + Application Password 自前サーバーのWordPressを連携したい人 投稿、メディア、カテゴリーなどのAPI操作 HTTPS、専用ユーザー、Application Password

WordPress.com公式コネクターの詳細は、Claudeの公式ページ(https://claude.com/connectors/wordpress-com)で確認できます。公式案内では有料WordPress.comプラン、およびJetpack AIやCompleteに接続したサイトが対象とされています。契約内容によって表示される項目が違う場合は、WordPress.com側のMCP設定を先に確認してください。

WordPress.com公式コネクターの設定手順

WordPress.comを使っているなら、最初は公式コネクターが扱いやすい方法です。外部プラグインにログイン情報を渡すのではなく、Claudeの接続画面からWordPress.comの認証ページへ移動します。

  1. WordPress.comのアカウント設定を開き、MCPアクセスを有効にする。項目が見つからない場合は、契約プランとサイトの接続状態を確認する。
  2. ClaudeのWeb版で「設定」からコネクターのディレクトリを開く。Claude Desktopでは左下の管理メニューから「Settings」→「Connectors」→「Browse connectors」と進む。
  3. 「WordPress.com」を検索し、公式コネクターを選んで「Connect」を押す。
  4. WordPress.comのログイン画面でOAuth認証を行い、許可するサイトとツールを確認して承認する。
  5. 接続後は「最新の投稿を3件表示して」のような読み取り依頼で動作を確認し、編集を頼むときは「公開せず下書き保存」と明記する。

公式サポートの手順は https://wordpress.com/support/mcp/connect-claude/ にまとまっています。投稿の作成・編集、カテゴリーやタグの整理、コメント対応、画像のaltテキスト更新などが案内されています。削除を含む書き込みは確認が必要で、投稿やページはゴミ箱から復元できる期間がありますが、メディアやカテゴリーなどは戻せない場合があるため、最初から削除操作を依頼しない運用が安全です。

Claude Codeでサイトやプラグインを作る方法

WordPressを新しく作る、テーマを改修する、独自プラグインを試すときは、Claude CodeとWordPress Studioを組み合わせます。Claude公式の「Build with WordPress」ページ(https://claude.com/plugins/build-with-wordpress)では、テーマ、プラグイン、カスタムブロック、オンラインストアの構築に加え、アクセシビリティやパフォーマンスの確認、プレビューと公開までの流れが紹介されています。

この方法では、公開サイトの認証情報をいきなり渡さず、ローカルのテストサイトでコードを確認できます。WordPress.com公式の手順(https://wordpress.com/blog/2026/02/12/build-wordpress-plugins-with-ai-claude-code/)も、Studioでサイトを作成し、プロジェクトの場所からClaude Codeを起動してプラグインを生成する流れです。

  1. Claude CodeとWordPress Studioをそれぞれ公式サイトからインストールする。
  2. WordPress Studioで新しいローカルサイトを作り、管理画面が開くことを確認する。
  3. Studioの「Open in…」からターミナルを開き、サイトのルートで claude を起動する。
  4. 「このWordPressサイトのルートで、管理画面に設定ページを追加するプラグインを作って」のように、場所・目的・制約を具体的に伝える。
  5. 生成されたファイルを確認し、WordPress管理画面でプラグインを有効化して動作を試す。
  6. エラー、権限、表示崩れを修正してから、必要なファイルだけを本番サイトへ移す。

最初から「サイトを全部作って」と頼むより、表示する場所、保存するデータ、利用者の権限、完了条件を小さく区切る方が検証しやすくなります。画像や決済など外部サービスを使う機能は、テスト用のキーを使い、本番キーを会話やソースコードに貼らないでください。

自分のサーバーのWordPressをREST APIでつなぐ

レンタルサーバーやVPSのWordPressをClaudeから操作したい場合は、REST APIを使います。WordPressの公式ドキュメントでは、外部からのAPIアクセスにApplication Passwordを使う方法が説明されています。これは通常のログインパスワードとは別に発行・停止できる認証情報です。

  1. API専用のWordPressユーザーを作り、必要な権限だけを付与する。記事の下書きだけなら管理者権限にしない。
  2. ユーザーのプロフィール画面にある「Application Passwords」で、用途が分かる名前を付けて発行する。
  3. 表示された値を一度だけ安全な保管場所へ移し、.envやシークレット管理を使う。JSONや設定ファイルに書いたままGitへ登録しない。
  4. HTTPSのサイトに対して、まず自分のユーザー情報を取得する読み取りテストを行う。
curl --user "USERNAME:APPLICATION_PASSWORD" \
  https://example.com/wp-json/wp/v2/users/me
  1. 認証できたら、投稿作成などの書き込みは status=draft を指定して試す。公開、削除、メディアの置き換えは、レスポンスと管理画面を確認してから行う。
  2. MCP対応プラグインを使う場合は、更新履歴、権限、通信先、監査ログ、停止方法を確認し、導入前にバックアップを取得する。

公式のREST API認証資料は https://developer.wordpress.org/rest-api/using-the-rest-api/authentication/ にあります。Application PasswordはWordPress 5.6以降に搭載され、HTTPS経由のBasic認証で利用できます。通常のパスワードを外部ツールへ渡す方法や、開発用のBasic Authenticationプラグインを本番で使う方法は避けてください。WordPress.orgのClaude関連プラグイン一覧(https://wordpress.org/plugins/tags/claude/)を比較するときも、インストール数だけでなく権限と保守状況を見ることが重要です。

Claudeに頼むときのプロンプト例

接続後の依頼は、対象サイト、操作、公開状態、確認方法を一度に指定すると安全です。次のように「公開前の状態」を明記してください。

  1. 記事の下書き:「WordPressの『ニュース』カテゴリーに、タイトル案と本文を下書き保存して。公開はしないで、使用したタグと抜けている情報を最後に一覧で示して」
  2. 既存記事の整理:「公開日時が2025年の投稿を一覧にして。変更はせず、リンク切れの可能性、古い情報、重複しそうな記事を分けて報告して」
  3. 画像の確認:「メディアライブラリからaltテキストが空の画像を探し、候補文を提案して。書き換えは私が確認してから実行して」
  4. プラグイン開発:「WordPress Studioのローカルサイトで、管理画面に設定ページを追加するプラグインを作って。ファイル構成、権限チェック、テスト方法を説明してから実装して」

いきなり公開処理まで任せず、読み取り、下書き、確認、公開の順に分けるのがコツです。Claudeの返答だけで完了とせず、WordPressの管理画面で本文、リンク、カテゴリ、表示幅、権限を確認しましょう。

安全に使うための確認ポイント

WordPressは記事だけでなく、ユーザー、設定、注文、顧客情報にもつながります。便利さより先に、操作できる範囲を狭く設計してください。

  1. 本番前に複製する:テーマやプラグインの変更はローカルまたはステージングで試し、バックアップから戻せる状態にする。
  2. 権限を分ける:API専用ユーザーを作り、管理者権限を常用しない。使わなくなった認証情報はすぐ停止する。
  3. 秘密情報を残さない:Application Password、APIキー、決済情報、顧客データをプロンプト、スクリーンショット、Gitの履歴へ貼らない。
  4. 書き込みを確認制にする:投稿は下書き、削除は候補一覧、更新は差分表示を基本にする。自動公開の設定は最後に検討する。
  5. 表示とSEOを人が見る:見出し、内部リンク、altテキスト、構造化データ、モバイル表示、canonicalを公開前に確認する。

WordPress.comの公式サポートでも、書き込み操作には確認が必要と説明されています。自前サーバーでは同じ確認画面が用意されないことがあるため、REST API側で下書き保存を初期値にするなど、運用ルールを別に決めておくと事故を減らせます。

目的別の選び方

既存のWordPress.comサイトを会話で調べたり更新したりしたい人は、公式コネクターから始めるのが近道です。コードを書かずに、投稿やコメントの確認、下書き、メディア整理を試せます。

新しいテーマ、プラグイン、カスタムブロックを作りたい人は、Claude Code + WordPress Studioが向いています。ローカルで失敗できるため、本番データを守りながら機能を小さく試せます。

自前サーバーで複数サイトを運営している人や、既存の投稿フローを自動化したい人は、REST APIを選びます。ただし、認証、権限、ログ、下書き運用を自分で設計する必要があります。MCPプラグインは、その設定を簡略化できる場合がありますが、公式コネクターと同じ安全性が保証されるとは限りません。

まとめ

「claude wordpress」の連携方法は、WordPress.com公式コネクター、Claude Code + WordPress Studio、REST API + Application Passwordの3つに整理できます。サイトを会話で運用するなら公式コネクター、コードを作るならローカル環境、自前サーバーを細かく制御するならREST APIという選び方です。まず読み取りと下書きから始め、権限・秘密情報・バックアップを確認してから公開操作へ進めてください。

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