
Claude を VS Code で使う方法|拡張機能の入れ方と起動手順
VS Code で Claude Code をそのまま動かしたい開発者向けに、Anthropic 公式拡張のワンクリックインストールから Spark アイコンによる起動、@-mention やプランモードの実戦ショートカットまで、最短で書き始められる順序で整理しました。CLI との使い分けやトラブルシュート 3 件もまとめています。
VS Code は Anthropic が 「Claude Code を使う推奨環境」 と明言している公式対応 IDE で、vscode:extension/anthropic.claude-code の ワンクリックリンク か、Extensions 画面で「Claude Code」を検索する 2 経路で入ります。動作要件は VS Code 1.98.0 以降 のみで、Node.js などは不要です。
起動は エディタ右上の Spark アイコン、Activity Bar、Command Palette、ステータスバーの「✱ Claude Code」の 4 ヶ所 から呼べ、初回は Anthropic アカウントでブラウザサインインします。プロンプト欄では @ファイル名#5-10 で行範囲指定の context を渡せ、選択中のテキストは自動で読まれます。
差別化機能は diff の事前レビュー・プランモード・チェックポイント の 3 点で、編集案を side-by-side で確認してから採用でき、過去状態への巻き戻しも可能です。CLI と履歴を共有するため、ターミナルで claude --resume を叩けば同じ会話を続けられます。
目次 (10)
- Claude Code for VS Code とは — 公式拡張で diff レビューが標準搭載
- 動作要件 — VS Code 1.98.0 以降と Anthropic アカウント
- インストール手順 — ワンクリックリンクと Extensions 検索の 2 経路
- 経路 A: ワンクリックリンクから入れる(最短)
- 経路 B: Extensions パネルで検索する
- 初回サインインと Spark アイコンの 4 つの起動経路
- 主要機能 — diff レビュー・@-mention・プランモード・チェックポイント
- キーボードショートカット早見表
- CLI との使い分け — terminal で claude を叩くケース
- トラブルシューティング — Spark 出ない・サインイン繰り返し・拡張入らない
Claude Code for VS Code とは — 公式拡張で diff レビューが標準搭載
Claude Code for VS Code は Anthropic が公式に配信している VS Code 拡張機能で、CLI 版 Claude Code に ネイティブ GUI をかぶせたものです。Marketplace の提供元は Anthropic、現行バージョンは 2.1 系で、VS Code 1.98.0 以降を要件としています(公式ドキュメント)。
拡張をインストールすると CLI も同梱されるため、ターミナルで claude コマンドを叩く高度な用途にもそのまま接続できます。Anthropic 自身が 「VS Code で Claude Code を使う推奨経路」 と明記しており、Windsurf や Kiro など VS Code フォークでも同じ拡張が動作します。
Cursor 専用記事もありますが、本記事は 素の VS Code に絞ります。Cursor で使いたい場合は Claude を Cursor で使う を参照してください。
動作要件 — VS Code 1.98.0 以降と Anthropic アカウント
導入前に揃えておく前提は 2 つだけです。
- VS Code 1.98.0 以降(Help → About で確認)
- Anthropic アカウント(Pro / Max / Team / Enterprise いずれかのサブスクリプション、または Bedrock / Vertex AI / Microsoft Foundry 経由のプロバイダ設定)
無料の claude.ai アカウントでは認証が通らない点は Mac 版 CLI と同じです。料金プランは Claude 料金プラン で整理しています。Node.js を別途入れる必要はなく、拡張本体にバイナリが同梱されています(公式ドキュメント)。
インストール手順 — ワンクリックリンクと Extensions 検索の 2 経路
経路 A: ワンクリックリンクから入れる(最短)
公式ドキュメントに掲載されている VS Code 専用リンク vscode:extension/anthropic.claude-code をブラウザや VS Code のアドレスバーで開くと、Marketplace ページが立ち上がり Install ボタンが出ます。これが最も早い経路です。
経路 B: Extensions パネルで検索する
VS Code を開いたあと、以下の手順で導入します。
Cmd+Shift+X(Mac)またはCtrl+Shift+X(Windows / Linux)で Extensions 画面を開く- 検索ボックスに「Claude Code」と入力する
- 提供元が Anthropic のものを選び、Install をクリックする
- インストール後に Spark アイコンが出ない場合は Command Palette から「Developer: Reload Window」を実行する
VS Code フォーク(Windsurf・Kiro 等)で Marketplace が通らない場合は、Open VSX registry からも入手できます。
初回サインインと Spark アイコンの 4 つの起動経路
インストール後、最初に Claude Code パネルを開くと Sign in 画面が出ます。ボタンを押すとブラウザに飛び、Anthropic アカウントで認可を完了するとパネルに戻ります。Spark アイコン(✦)は拡張の起点で、以下 4 ヶ所から呼び出せます。
- エディタ右上のツールバー — ファイルを開くと表示される最短アクセス
- 左の Activity Bar の Spark アイコン — セッション履歴を一覧表示、常時可視
- Command Palette(
Cmd+Shift+P/Ctrl+Shift+P)で「Claude Code」を検索 - 画面右下ステータスバーの「✱ Claude Code」 — ファイル未オープンでも有効
ANTHROPIC_API_KEY をシェルに設定しているのに毎回サインインを求められる場合は、ターミナルから code . で VS Code を起動する と環境変数を継承します(公式ドキュメント)。
主要機能 — diff レビュー・@-mention・プランモード・チェックポイント
ここからが拡張ならではの差別化機能です。
diff の事前レビュー: Claude がファイルを編集しようとすると、変更前後を side-by-side で表示し承認を求めます。差分画面で手直しすれば、その変更を Claude に伝達したうえで採用されます。
@-mention で context を絞り込む: プロンプト欄で @ファイル名 を打つと fuzzy match でファイルを引き、@app.ts#5-10 のように行範囲も渡せます。エディタで選択中のテキストは自動で context に含まれ、Option+K(Mac)/ Alt+K(Windows / Linux)で行番号付き @-mention を即挿入できます。
プランモード: プロンプト欄下部のモード切替で Plan を選ぶと、Claude が実装計画を Markdown で提示し、承認するまで実ファイルを書き換えません。暴走防止の鉄則機能で、コメントを書き込んでフィードバックも返せます。
チェックポイントによる巻き戻し: 会話の任意のメッセージにホバーすると Rewind ボタンが出て、「会話を分岐」「コードだけ戻す」「両方戻す」の 3 択で過去状態に戻せます。実装方針を試行錯誤するときに事故を減らせる仕組みです(公式ドキュメント)。
キーボードショートカット早見表
| 操作 | Mac | Windows / Linux |
|---|---|---|
| エディタと Claude の入力欄を行き来 | Cmd+Esc |
Ctrl+Esc |
| 新しいタブで会話を開く | Cmd+Shift+Esc |
Ctrl+Shift+Esc |
@-mention を選択範囲から挿入 |
Option+K |
Alt+K |
| 直前に閉じたセッションを復元 | Cmd+Shift+T |
Ctrl+Shift+T |
| プロンプト欄で改行 | Shift+Enter |
Shift+Enter |
macOS Tahoe 以降で Cmd+Esc が反応しないのは、システムの Game Overlay ショートカットに食われているためで、Settings → Keyboard → Keyboard Shortcuts → Game Controllers の Game Overlay チェックを外せば復帰します。
CLI との使い分け — terminal で claude を叩くケース
拡張と CLI は 同じ会話履歴を共有 します。VS Code のタブで進めた会話を、内蔵ターミナルで claude --resume を叩けばそのまま続きから再開でき、/ide で再接続も可能です。
CLI 専用の機能(タブ補完、! から始まるシェルショートカット、MCP サーバの追加コマンド claude mcp add)は引き続きターミナル側で叩きます。逆に diff の GUI レビューやプランモードの Markdown コメントは拡張だけの体験です。両方を共存させ、面で見るときは拡張、ワンライナーは CLI という分担が現実解になります。
トラブルシューティング — Spark 出ない・サインイン繰り返し・拡張入らない
最後によくある詰まりどころを 3 件だけ。
- Spark アイコンが出ない: ファイルを 1 つ開いて再確認、VS Code 1.98 以上を Help → About で確認、Cline などの競合 AI 拡張を一時無効化、Restricted Mode を解除
- サインインが繰り返し出る: ターミナルから
code .で起動して環境変数を継承、または Claude アカウントでブラウザサインイン - 拡張が入らない: VS Code フォーク(Windsurf 等)では Open VSX registry からインストール、または内蔵ターミナルで
claudeを直接実行
それでも解決しなければ、Developer: Reload Window を Command Palette から実行し、最後に GitHub Issues に詳細を添えて起票するのが Anthropic 推奨の窓口です。Claude Code 全体の入門は Claude Code 入門 と Claude Code Mac 入門 も合わせて読むと、CLI と拡張の関係が立体的に見えます。