Claude CLI インストール手順 — macOS / Windows / Linux / WSL 共通フロー

Claude CLI のインストール|macOS・Windows・Linux 共通手順

Claude のコマンドラインツール、いわゆる claude CLI(Claude Code) を入れたい人が最初にぶつかるのは「自分の OS でどの経路を選べばいいのか」「インストール後に claude が見つからない時にどこを直すのか」の 2 点です。Anthropic 公式 setup ドキュメントを土台に、macOS・Linux・WSL・Windows それぞれの最短コマンド、Homebrew・WinGet・apt・dnf・npm のパッケージマネージャ経由、初回認証、claude doctor の使い方、PATH エラーの修復までを 1 ページに集約しました。

結論powered by Claude

Claude の CLI、すなわち Claude Code は macOS 13+ / Windows 10 1809+ / Linux で動き、Anthropic 推奨は ネイティブインストーラ(curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash または PowerShell の irm)です。この経路だけが バックグラウンド自動更新に対応 しており、新機能反映と修正適用が最短です。

利用には Pro / Max / Team / Enterprise / Console のいずれかが必須で、Claude.ai 無料プランでは認証が通りません。Homebrew・WinGet・apt・dnf・npm でも入りますが、これらは原則 手動 upgrade が前提で、自動更新を有効にするには settings.jsonCLAUDE_CODE_PACKAGE_MANAGER_AUTO_UPDATE=1 を立てる必要があります。

つまずきやすいのは PATH 未設定で claude が見つからない ケースと、Windows で PowerShell と CMD を取り違える ケースです。前者は ~/.local/bin の有無と claude doctor で診断、後者は irm が動かなければ CMD、&& が拒否されれば PowerShell と覚えると即特定できます。

目次 (10)

Claude CLI とは — 「claude」コマンドで動く Claude Code の本体

「Claude の CLI」は、Anthropic 公式のターミナル向け AI コーディング環境 Claude Code を指します。インストールするとシェルから claude コマンドを叩けるようになり、対話モードでファイルを読ませたり、claude -p "..." 形式で非対話のヘッドレス実行も可能です出典

Claude には大きく分けてブラウザ版の Claude.ai、デスクトップアプリの Claude Desktop、ターミナル向けの Claude Code の 3 系統があり、本記事で扱う「claude インストール cli」は最後の Claude Code(claude コマンド) が対象です。Desktop と Code は独立しており、両方使う場合は順番にインストールして問題ありません。

動作要件 — OS バージョン・RAM・サブスクリプション

Claude Code を入れる前に、ハード・ソフト・契約の 3 条件を満たしているか確認します。要件は以下です出典

  • OS: macOS 13.0 以降 / Windows 10 1809 以降または Server 2019 以降 / Ubuntu 20.04 以降 / Debian 10 以降 / Alpine Linux 3.19 以降
  • RAM: 4 GB 以上
  • CPU: x64 または ARM64(Apple Silicon・Intel・ARM64 Windows いずれも可)
  • ネットワーク: 認証と推論で常時インターネット接続が必要
  • シェル: Bash・Zsh・PowerShell・CMD のいずれか

利用には Pro / Max / Team / Enterprise / Console アカウント が必須です。Claude.ai の 無料プランでは認証が通りません。Amazon Bedrock・Google Vertex AI・Microsoft Foundry を経由した第三者 API プロバイダーでの動作にも対応しており、自社のクラウド契約と紐付けたい場合はこの経路を検討します。

macOS・Linux・WSL の最短手順 — curl ネイティブインストール

macOS / Linux(Ubuntu・Debian・Fedora・Alpine 等)/ WSL の最短経路は、Anthropic 公式のネイティブインストーラ 1 行です。

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

このスクリプトは ~/.local/bin/claude にバイナリを配置し、対応プラットフォームの自動判定とバックグラウンド自動更新を有効化します。バージョンを固定したい場合や、リリースチャネルを切り替えたい場合は引数で指定します。

  • 特定バージョン: curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash -s 2.1.89
  • stable チャネル(約 1 週間遅延の安定版): curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash -s stable
  • latest チャネル(最新機能即時反映): curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash -s latest

インストール後に ~/.local/bin がシェルの PATH に入っていなければ claude を呼び出せません。zsh なら echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc && exec $SHELL で恒久反映します。

Windows の最短手順 — PowerShell の irm install

Windows のネイティブインストールは PowerShell の irm(Invoke-RestMethod のエイリアス)で行います出典

irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

バージョン固定や安定版指定はスクリプトブロック経由で渡します。

  • 特定バージョン: & ([scriptblock]::Create((irm https://claude.ai/install.ps1))) 2.1.89
  • stable 版: & ([scriptblock]::Create((irm https://claude.ai/install.ps1))) stable

irm が認識されない エラーが出る場合は CMD(コマンドプロンプト)で叩いている可能性が高く、その場合は CMD 専用の経路に切り替えます。

curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd

判別の覚え方は単純で、'irm' is not recognized が出れば CMD 環境、'&&' is not a valid statement separator が出れば PowerShell 環境です。後者は PowerShell で CMD 風の && 連結を書いた時の典型エラーで、; 区切りに置き換えれば解消します。Git for Windows を併せて入れておくと Claude Code 側で Bash ツールが有効化され、greprg を含むツール群が使えるようになります。

Homebrew・WinGet — パッケージマネージャ経由のインストール

OS のパッケージマネージャに揃えたい場合は Homebrew(macOS)または WinGet(Windows)を使います。

brew install --cask claude-code
winget install Anthropic.ClaudeCode

Homebrew には claude-code(stable・約 1 週間遅延)と claude-code@latest(即時反映)の 2 つの cask があり、更新方針に合わせて選びます。WinGet は 1 パッケージで、いずれも upgrade で更新します。

これらの経路は デフォルトでは自動更新されない ため、新機能を即座に取り込みたい場合は ~/.claude/settings.json に以下を追加します。

{
  "env": {
    "CLAUDE_CODE_PACKAGE_MANAGER_AUTO_UPDATE": "1"
  }
}

WinGet は Windows のファイルロック都合で実行中の upgrade が稀に失敗しますが、その場合は手動で winget upgrade Anthropic.ClaudeCode を案内する通知が出るため、それに従えば復旧します。

Linux パッケージマネージャ — apt / dnf / apk で公式リポジトリから

サーバや CI に Claude Code を常駐させたい場合、Linux ディストリビューションごとに公式リポジトリが用意されています。署名鍵を信頼してから本体を入れる流れです。

Debian / Ubuntu(apt)の例は以下です。

sudo install -d -m 0755 /etc/apt/keyrings
sudo curl -fsSL https://downloads.claude.ai/keys/claude-code.asc \
  -o /etc/apt/keyrings/claude-code.asc
echo "deb [signed-by=/etc/apt/keyrings/claude-code.asc] https://downloads.claude.ai/claude-code/apt/stable stable main" \
  | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/claude-code.list
sudo apt update
sudo apt install claude-code

Fedora / RHEL(dnf)の場合は /etc/yum.repos.d/claude-code.repo を作成して sudo dnf install claude-code を実行、Alpine(apk)は /etc/apk/keys/ に RSA 公開鍵を置いてからリポジトリ追加 → apk add claude-code の順です。

GPG 鍵指紋は 31DD DE24 DDFA B679 F42D 7BD2 BAA9 29FF 1A7E CACE が正で、gpg --show-keys で必ず一致確認します。署名検証を省くとサプライチェーン攻撃の入口になるため、公式リポジトリ手順を端折らないようにします。

npm install -g — Node.js プロジェクトに同居させる経路

既に Node.js 18 以降が入っている開発機であれば、npm で入れる経路もあります出典

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

対応プラットフォームは darwin-arm64 / darwin-x64 / linux-x64 / linux-arm64 / linux-x64-musl / linux-arm64-musl / win32-x64 / win32-arm64 の 8 種類で、Apple Silicon Mac から ARM64 Windows まで主要環境を網羅します。アップデートは npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest を使います(npm update -g は semver の制約で最新版にならない可能性があり、推奨されません)。

npm 経路の最大の落とし穴は sudo npm install -g を使ってはいけない 点です。グローバル領域への root インストールは権限・セキュリティ問題を引き起こすため、Node.js を nvm や Volta などのユーザー領域マネージャで管理し、sudo なしで -g できる状態にしておくのが正解です。

初回認証と claude doctor — 起動から疎通確認まで

インストールが終わったら、まず claude --version でバイナリが PATH 上に出ているかを確認し、claude を実行して認証フローに入ります。

  1. ターミナルで claude を実行する
  2. 表示された URL をブラウザで開き、Anthropic アカウントにサインインする
  3. 認可コードをターミナルに貼り戻して認証完了

サインインに使えるのは Pro / Max / Team / Enterprise / Console のいずれかで、Claude.ai 無料アカウントは弾かれます。認証後にいきなり対話を始めず、まず claude doctor を 1 回回しておくと、ripgrep の同梱状態・PATH・自動更新設定・サブスクリプション状態が一括チェックされるため、初期トラブルを早期に潰せます出典

claude が見つからない — PATH エラーと複数 install の解消

インストール直後に「claude: command not found」が出る場合、原因のほぼ全ては PATH 設定漏れか、別経路の旧 install が優先されているかのどちらかです。

PATH を疑う時の手順は次の通りです。

  1. echo $PATH(Windows PowerShell は $env:Path)で出力を確認する
  2. macOS / Linux なら ls -la ~/.local/bin/claude でバイナリの実在を確認する
  3. 存在するのに PATH に無ければ、~/.zshrc~/.bashrcexport PATH="$HOME/.local/bin:$PATH" を追記する
  4. exec $SHELL でシェルを再起動して反映する

複数経路で入れてしまった疑いがある場合は which -a claudetype -a claude で全パスを列挙し、不要な方を削除します。Windows では %USERPROFILE%\.local\bin を環境変数 PATH に追加し、PowerShell を一度閉じて開き直すのが定番手順です。診断は claude doctor を最後に流して、緑のチェックが揃っていればインストール完了とみなして問題ありません。

アップデートとリリースチャネル — stable と latest の使い分け

Claude Code は破壊的でない範囲で頻繁に更新されます。~/.claude/settings.jsonautoUpdatesChannel で挙動を制御できます。

{
  "autoUpdatesChannel": "latest",
  "minimumVersion": "2.1.100"
}
  • latest(既定): 新機能を即座に取り込む。個人開発・検証機向け
  • stable: 約 1 週間遅延で安定版のみ受け取る。CI・本番運用機向け
  • minimumVersion: 互換性ガードに使う最小バージョン

完全に自動更新を止めたい場合は env.DISABLE_AUTOUPDATER=1 を立てます(その場合も claude update の手動更新は動きます)。手動更新だけで運用したい本番環境では DISABLE_UPDATES=1 を立てて全更新をブロックし、保守ウィンドウで claude update を回す方針が現実的です。日々の開発機なら latest + 自動更新、CI/本番サーバなら stable + 手動更新、というように環境別に分けて設定すると事故を防げます。

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