Computer Use でパソコン操作を自動化する

Computer Use でパソコン操作を自動化する

要約 — このレッスンの要点

  • Computer Use は Claude がスクリーンショットを認識し、マウス・キーボードを操作できる機能だ。
  • Claude はスクリーンショットを見て画面の状態を把握し、次のアクション(クリック・入力・スクロール等)を決定する。
  • API 経由で利用する機能であり、Claude.ai の通常チャットとは異なるエンタープライズ・開発者向け機能だ。
  • Anthropic は Computer Use をベータ機能として位置づけており、精度・安全性に関して利用者自身の確認が必要だ。
  • 用途例: 繰り返しのデータ入力、複数アプリをまたぐ情報収集、レガシーシステムの操作補助など。
目次 (5)

Computer Use とは

Computer Use(コンピュータユース)は、Claude がコンピュータの画面を「見て」操作できる機能です。 Claude はスクリーンショット(画面キャプチャ)を受け取り、現在の状態を把握した上で、 マウスのクリック・ドラッグ、キーボード入力、スクロールといった操作を指示します 出典

これにより、専用 API がないレガシーシステムや、複数のアプリを連続して操作するワークフローを Claude が担当できるようになります。ただし、実際にコンピュータを動かすのは 「ツール」として定義されたスクリーンショット取得・クリック実行などの外部コンポーネントであり、 Claude 自身がダイレクトに OS を制御するわけではありません。

仕組み: スクリーンショット認識ループ

Computer Use の基本的な動作サイクルは以下のとおりです。

  1. ユーザーまたはシステムがタスクを与える(例:「スプレッドシートを開いてデータを入力して」)。
  2. Claude にスクリーンショットが渡される。
  3. Claude は画面の内容を解析し、次に行うべき操作(座標へのクリック・テキスト入力など)を返す。
  4. 外部ツールがその操作を実行し、結果の新しいスクリーンショットを Claude に渡す。
  5. タスクが完了するまで 2〜4 を繰り返す。

利用方法と制限

Computer Use は Anthropic API(claude.ai API / Amazon Bedrock / Google Cloud Vertex AI) を通じて提供されるベータ機能です 出典。 Claude.ai の通常チャット画面から直接 PC 操作を行わせる機能ではありません。

Anthropic は公式に以下の注意点を示しています。

  • Computer Use はベータ段階にあり、精度・挙動は変化する可能性がある。
  • 重要なシステムや機密情報を扱う環境での運用は、リスクを十分に評価した上で行うこと。
  • 実行前に何が行われるかを確認するための人間によるレビューを設けることが推奨されている。

Claude Cowork との関係

Anthropic が 2026年4月に GA(一般提供)した Claude Cowork は、 Computer Use の思想を知識労働者向けにパッケージ化した製品です。 ファイル・フォルダ・アプリを自律的に操作して成果物を返す設計で、 デスクトップアプリから利用できます。 詳細は Claude Cowork 解説記事 と、エージェント設計の背景を扱った Managed Agents のアーキテクチャ解説 を参照してください。

用途例

  • データ入力の繰り返し作業: 既存フォームへの定型データ入力
  • 複数アプリをまたぐ情報収集: ブラウザで検索した内容を別のツールに貼り付ける
  • レガシーシステムの操作補助: API がない古いシステムへのアクセス
  • スクリーンショットを使ったテスト: UI の見た目を確認しながらチェックを行う
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Clauder Navi 編集部
@clauder_navi

Anthropic の Claude / Claude Code を中心に、日本のエンジニア向けに最新動向と実務 を毎日発信。 運営方針 は メディアについて をご覧ください。