
要約 — このレッスンの要点
- Claude には Opus・Sonnet・Haiku の 3 系列があり、それぞれ知性・速度・コストのバランスが異なる。
- Opus は最高性能、Haiku は最高速・最低コスト、Sonnet はその中間でバランス型だ。
- 2026 年 6 月時点の最新主力は Claude Opus 4.8 / Sonnet 4.6 / Haiku 4.5。
- 日常利用には Sonnet、大量処理・チャットボットには Haiku、最高品質が必要なタスクには Opus を選ぶのが原則。
- API ではモデル名を直接指定して呼び分けられる。
3 系列の位置づけ
Anthropic は Claude のモデルを Opus・Sonnet・Haiku という 3 系列で展開しています。 名前は詩の形式に由来しており、機能の重みを象徴しています。
Opus — 最高性能・最高コスト
最も複雑な推論・長文理解・高度な分析タスクに向いたモデルです。
最新版は Claude Opus 4.8(API ID: claude-opus-4-8)。
API 利用時の価格は Input $5 / 1M トークン、Output $25 / 1M トークン(USD 税別・参考値)で、旧世代から大幅に値下がりしました。
コンテキストウィンドウは 100 万トークンと非常に広く、大量バッチ処理よりも品質最優先のタスク(法律文書・研究要約など)に使われます。
Sonnet — バランス型・主力モデル
速度と性能のバランスに優れ、claude.ai の無料・Pro プランで標準提供されるモデルです。
最新版は Claude Sonnet 4.6(API ID: claude-sonnet-4-6)。
API 価格は Input $3 / 1M トークン、Output $15 / 1M トークン。コンテキストウィンドウは 100 万トークン。
コーディング・ライティング・日常的な質問応答において高いコストパフォーマンスを発揮します。
多くのユーザーは Sonnet で十分なケースがほとんどです。
Haiku — 最高速・最低コスト
応答速度が最速で API 料金も最安のモデルです。
最新版は Claude Haiku 4.5(API ID: claude-haiku-4-5)。
API 価格は Input $1 / 1M トークン、Output $5 / 1M トークン。コンテキストウィンドウは 200k トークン。
チャットボット・自動分類・大量ドキュメント処理など、スループットが重要な用途に適しています。
バージョン番号の読み方
モデル名は Claude [系列] [バージョン] の形式です。
例えば「Claude Sonnet 4.6」は「Sonnet 系列のバージョン 4.6」を意味します。
数字が大きいほど新しく高性能です。Anthropic は定期的に新バージョンをリリースするため、本レッスン以降でも最新情報を モデル比較記事 で確認することを推奨します。
どれを選ぶか
判断の基本軸は「品質 vs コスト vs 速度」の優先順位です。
- 品質最優先(法務・医療・高精度分析): Opus
- バランス重視(開発・ライティング・日常業務): Sonnet
- コスト・速度優先(大量処理・ボット・リアルタイム応答): Haiku
claude.ai の UI では設定でモデルを選択できます。API では model パラメータにモデル名を直接指定します。